恐竜は本当にいた?もしも現代にいたら?
いたかいないか、ではなく、恐竜はいます。比喩やふざけていっているのではありません。
もしも現代にいたらどうか?
それも外を見れば答えは明らかです。駅前ではパンくずをもらって生きているし、チュンチュン人間の家に留まって鳴いてもいます。
怒らないで続きを30秒でもいいので読んでください。なるほどと分かってもらえるはず。

恐竜は現代も生きている…本当に。
恐竜の身体的特徴を探っていくと恐竜というグループの多様性がわかります。
ご存じの通り色々な形がいるし色々な大きさの恐竜がいた。そして恐竜は鳥類よりも先に羽毛が生えていた。
そしてこれは恐竜の系統が同じであることを示す興味深い手がかりでした。そして研究は現在ついに凄いところに行きついたのだ。
たまに耳にしたことはないだろうか?恐竜と鳥は系統が同じだから、鳥が恐竜の近縁、鳥は恐竜の進化したもの。こういった認識は今では誤りとなっている。結論はこうだ。
鳥は恐竜である。
大きなダチョウやドードーだけではない。
すずめもカラスも恐竜なのである。公園でパンくずを食べているのも恐竜だ。朝にゴミ袋を漁っているのも恐竜。南極や南アメリカや南アフリカでかわいく歩いている彼らも全部恐竜なのである。
ということで、鳥は恐竜が進化したものというだけではない。恐竜の現在唯一の生き残りが鳥たちなのだ。
だから冒頭の答えは、恐竜は間違いなく本当にいる。そして恐竜は現在を我々と生きているのである。
繰り返しになるが比喩ではなく科学的に、研究者の圧倒的な主流派の結論がこれなのである。
こちらもかわいいが厳密には手乗り恐竜なのである。
ここからは鳥を除く恐竜雑学編 まずは恐竜の発見
ややこしいので鳥の話はおいておいてここからは一般的に言うときの恐竜の雑学について述べていきたい。まずは恐竜の発見から。
恐竜が人類に知られたのは実はつい最近の話である。
19世紀初頭、ウィリアム・バックランドとギデオン・マンテルによって、現在私たちが恐竜として知っているものが初めて科学的に記述された。
また命名について。
「恐ろしいトカゲ」を意味する「ダイナソー」という言葉が発見からしばらくあとの1842年に発表された。命名者もわかっていてイギリスの著名な解剖学者であり古生物学者であったリチャード・オーウェン卿である。
ということで恐竜という概念が現れたのはここ200年ほどの話である。
シェークスピアもゲーテも恐竜を知らないまま亡くなったのだ。今では当たり前に知られて子供にさえ人気の恐竜であるが、初めて発見した人たちはツタンカーメンのマスクや中国の兵馬俑を見つけた人以上に驚いたんじゃないだろうか。
今の我々の感覚で言えばネッシーやフライングモスマンが見つかるような衝撃かもしれない。
最小の恐竜、最大の恐竜は? 考古学より発見サイクルが早い恐竜学
琥珀の中に閉じ込められたハチドリ大の恐竜は、これまで発見された恐竜の中で最も小さく、恐竜=巨大な竜脚類という私たちの固定観念を覆す。
それとは対照的に、地球上で最大の恐竜である可能性のあるアルゼンチノサウルスは、最大で40メートルを超える。体重は100トンという驚異的な大きさだった。
獣脚類には、恐ろしいティラノサウルス・レックスや俊敏なヴェロキラプトルなどがいた。ヴェロキラプトルは羽毛で覆われた体とは裏腹に飛べない地上生物だった。
一方で鳥盤類のステゴサウルスは板状の鱗で覆われたゴツゴツした体だ。彼らは身体は大きくどっしりとしているがなんとクルミほどの脳しか持っていなかった。
よくある誤解も挙げておきたい。恐竜を他の古代の爬虫類、たとえば海に住むプレシオサウルスやイクチオサウルスと結びつけて考えるのは誤りである。
これらの水棲爬虫類は、恐竜と同時代ではあるだけである。自分も恐竜だと子供の頃ずっと思っていたけれど彼らは爬虫類進化のまったく別の分野に属しているグループだ。
恐竜は共通の祖先であることを示すユニークな腰の構造と、主に陸上で生活することで区別された。
一方、水棲爬虫類は、当時の広大で未開の海に適応しながら、別々の方向に進化したのだ。
白亜紀末に起こった大絶滅は環境の変化と小惑星の衝突が重なったために起こったと考えられている。
30代以上竜脚類のとてつもなく大きな恐竜ブラキオサウルスの名前を知っている人は多いと思う。彼らは長い間最大の恐竜とされていた。
しかし今ではスーパーサウルスや上記のアルゼンチノサウルスに抜かれてしまった。
それどころかパタゴティタンやマメンチサウルスなどここ30年で何種類ものブラキオサウルスより大きい恐竜が次々発見されてしまった。
2010年代だけでも発見尽くめなのでこれからも更なる最大の恐竜が発掘されるかもしれない。
以下の動画はアルゼンチノサウルスの大きさ実感動画。とにかく、でかい。
ただし20mを超えるそうした恐竜はどれもこれも竜脚類で、ブラキオサウルスとシルエットはほとんど同じでそのまま拡大したような見た目のものばかりだ。
ということで、50mのティラノサウルス型の恐竜などが存在するかと考えると、重くて動きが遅くなり餌に逃げられてしまうだろうし、身体を保つための食料も足りない。
これからも発掘はされないはずだ。
その代わり巨大な竜脚類の更なる発見はまだまだ止まらない可能性がある。
もしかしたら我々が住んでいる家の地下深くに100mくらいのウルトラハイパーサウルスがまだ眠っているかもしれない。
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